アルジェントASO [食べ歩き]
ぴぃちゃんが4月9日からとうとう幼稚園生になりました。
ということで、早速家族でお祝いをすることに。
どこがいいか色々と考えたのですが、以前VERYで「ASOは事前にお願いすれ
ば子供用の特別メニューを作ってくれる」と書いてあったのを思い出し、銀座のア
ルジェントASOへ早速電話。「4歳の娘用に、娘の好きなコーンを使ったパスタ
とショートケーキをお願いします」というと、「了解しました」とのお返事。
ほぼフルオーダーでお料理を準備していただけることに感動しました。
さすがひらまつ系レストラン、すばらしい対応です。
当日は銀座ZOEのエレベーターを降りるとウェイティングスペースに案内され、
その隣にある個室に通してもらいました。
残念ながらダイニングは上階なので見ることはできませんでしたが、3人で使うにはもったいない広さの個室で、とても贅沢な気分を味わえました。
一般のランチは5000円と7000円の2コース用意してあって、7000円だと5000円のランチにさらにお魚料理が追加されるとのことでした。
今回は2人とも5000円のランチをオーダー。
それに、グラスワインを頼みました。(グラスワインのメニューがなく、好みを聞かれてお勧めを持ってきてくれるので、お値段がわからずちょっとドキドキしましたが)
最初にサーブされたのはパン。
6種のパンが並んでいてワクワクさせてくれます。
それに絶品のグリッシーニも。
さらにバターも3種。
すべてホイップバターなのですが、左からオリーブオイルと混ぜたバター、プレーン、そしてスモークしたバターと並んでいます。
また、6種のパンとは別に温かいパンもサーブされました。
ぴぃちゃん、この口に入れるとふわっと溶けていくプレーンバターをとても気に入り、メインが入らなくなるんじゃないかと思うほどバクバクパンを食べて、ママはちょっとヒヤヒヤしました。
コースですが、まずは前菜。
マリネされたシーフードの上にきたあかりのエスプーマが添えられています。
次の前菜は、写真を撮るのを忘れてしまったのですが、アスパラの粗目のピュレ状の上に蒸し鶏が置かれていて、まわりに置かれているお野菜と一緒にいただくサラダでした。日向夏がアクセントとなってさわやかな感じで楽しめました。
パスタは、パスタと具材が別々に出てきます。
お野菜のプレートにパスタをのせ、混ぜてからいただきます。
混ぜているときに、細かく切ってフリットされた茄子のよい香りが広がって、いただく前から本当に楽しめました。そのほかにも、つぶ貝のフリットやドライトマトの味もしてとてもおいしいパスタでした。
ぴぃちゃん用に別オーダーしたコーンのパスタは、クリーム仕立てでした。
カプチーノ仕立てになっていたのですが、普段あまりなじみの無い上に乗っているあわあわにちょっとビビる4歳。
でも、混ぜればおいしいのよ、と教えてあげると、泡とパスタを混ぜ始め、部屋中にものすごいコーンの香りが漂いました。
本当に、コーンスープでもここまで濃厚じゃないと思うほどの香りがして、ぴぃちゃんは大満足。
また、パスタをスプーンとフォークをつかって食べる姿がなんとも子供らしく、そ
れをみてママも大満足。でも、やっぱり子供だなぁと思うのは、途中でコーンパスタのおいしい味をいただくよりも粉チーズをかけるほうが楽しくなってしまい、最後はほとんど粉チーズの
味しかしないパスタになってしまったこと。
でも、このサイズのパスタを完食しました。
本当においしかったみたいです。
メインは大和豚を生ハムで巻いたサルティンボッカでした。
ソースはセージの香がほどよい感じで、しかも付け合わせのアスパラの下は玉葱の
ムース。お味はとてもおいしかったのですが、若干赤みが残っていて、あまり安心して食べられず、最後はパパに食べてもらいました。
その後はパイナップルのエスプーマ。
ムースとシャーベットをまぜたような感じのお口直しで、食べたことが無い口当たりでした。
デザートはメニューからチョイスできます。
ミルフィーユやパンナコッタやティラミスなどなど、色々な誘惑がありましたら、ASOにきたら一度はオーダーしてみたかったアイスクリームをチョイス。
他のお店でアイスクリームをチョイスすることなどまず無いのですが、この氷の上にサーブされたアイスを見てみたくて(笑)。
で、出て来たのがこれです。
なんてゴージャス!
この氷、わざわざ氷やさんから買って、それを削ってから出しているのだそうです。
そんなおもてなしにとても贅沢な気分を味わえます。
で、これと一緒に岩塩も添えられていて、塩キャラメル味でいただきます。
さらに、この黒い岩塩を白いココナツミルクのアイスにかけると、温泉卵の味になるのだとか。
なんだかもったいない気がして、最後の一口だけトライしようかとも思ったのですが、アイス自体がとてもおいしくて、ますますもったいなくなり、結局お塩をかけないまま完食してしましました。
今考えると、逆に惜しいことをしたような気もしますが・・・。
ちなみに、残った岩塩はおろし金と一緒にお土産としていただけます。
ちょっとお得な気分になれました。
あと、パパがオーダーしたのはイチゴのミルフィーユ。
これに後で救われることになるのです。
最後に、ぴぃちゃんのデザートは、ぴぃちゃんのために特別オーダーしたショートケーキ。
入園祝いだと事前に伝えていたら、ショートケーキに「にゅうえんおめでとう」のメッセージが添えられていました。
とてもきれいな盛り付けのショートケーキに大人は見とれていたのですが、ぴぃちゃんは「イチゴが少ない」と不満げ。
この大人の粋なケーキを理解するのは難しいのかもしれません。
仕方なく、パパのデザートにいっぱい乗っていたイチゴをショートケーキの上に乗
せて、ぴぃちゃんのケーキの周りに飾られているベリーと交換。これでようやくゴキゲンになり、食べ始めました。(パパ、デザートナイスチョイス!)
そうしてしばらくすると、ぴぃちゃんから「わぁ」という歓声が。
何かとたずねると、「ケーキの中にイチゴがいっぱい隠れてた~」とのこと。
たまらないサプライズになったそうです。
デザートのあとのカプチーノと一緒にサーブされたのがこのプティフール。
この演出に、ママもぴぃちゃんも目がハート。
こんなのはじめて見ました!!
甘いものがあまり好きでないぴぃちゃんも、食い入るように見ていました。
(当然、その中にあったイチゴとブドウはすぐに食べていました)
エクレア、果物、マシュマロ、ゼリー、フィナンシェ、マドレーヌなどなど小さく可愛く飾られています。
ぴぃちゃんは(自分はお菓子は食べないのですが)刺さっているお菓子を柄ごととって渡すのが楽しいらしく、「ママどうぞ」といっぱい渡されて、おなかいっぱ
いのなか頑張ってかなり食べました。
多分、これ以上に素敵なプティフールの出し方って無いだろうなぁ。
お料理も当然とてもおいしかったのですが、なにより今回嬉しかったのは、家族そろって2時間半くらいのゆったりとしたランチを楽しめたことです。
子供が生まれてから、おいしいものはたまに食べにいけても、やっぱりバタバタしてゆっくり味わうことは難しかったのですが、今回初めて家族でゆっくり食事を楽しめたことに、娘の成長を感じることができました。(もちろん、個室だったからというのも大きいですが・・・。隣のお部屋からは赤ちゃんの大泣き声が聞こえてきてぴぃちゃんがたてる音なんてほとんど気にならないレベルだったし、そんな中ぴぃ
ちゃんも何度となく歌いながら鏡の前で踊っていたし。)
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